恋愛小説〜マグダラの万里亜

第五話「リア王」

 三学期になって、父親参観日があった。

 母親の参加は認められておらず、父親の参加出来ない家庭の子は、誰も見に来てくれないのに、日曜日を潰される事に不満をこぼしていた。

 修二は始め、参観日に出席すると言っていたが、その日百合子は遠くまで買い物に行きたかった。修二に車の運転と、荷物持ちをさせたかった百合子は、父兄参観に出席しなくて良いと決めた。

 秋本家では百合子が家長も同然だった。百合子の一声で、すべての事柄が決定された。

 百合子は働いていない。専業主婦であるにも関わらず、一切の家事は放棄していた。それなのに、修二は百合子に何一つ、要求出来なかった。

 子供である万里亜には、修二の本心はつかめない。修二はいつでも百合子の顔色を伺い、子供達と同じくらい、百合子に怯えているように見えた。

 修二が百合子に叩かれているとは思えなかった。それならば、何を恐れているというのだろう。

 子供達には本当に優しい父親だった。しかし、百合子が介入すると途端に、子供達の味方から百合子の手下のようになってしまう。何度裏切られたか知れないし、そのために百合子に折檻を受けても、修二は見ぬ振りをしている。

 それを恨みに思った事は一度もない。本当の父親ではないのだから、子供についての発言権があるはずもない。それに、大人の男にとっても、百合子はきっと怖いのだろう。

 修二は父兄参観に出席出来ない事を、申し訳なさそうに謝った。万里亜は、そんな父親を哀れに思った。

 参観日に見に来て欲しいなどという子供っぽい願望は、最初から持ち合わせていない。日曜日に百合子と顔を合わせずにすむ幸運を、むしろ喜ぶべきなのだろう。

 その日、秋本夫妻は夜になるまで帰って来ないことになっていた。千絵のことは、祖父母が面倒を見るだろう。夜までの長い時間、万里亜は自由だった。

 もしも修二が国語の授業を参観して、百合子に何か訊かれたら。不用意に喋ってしまった何かが、百合子にきっかけを与えるかもしれない。発言をし過ぎだったとか、発言をしなかったとか、どんなことであれきっかけになり得る。その危険を回避出来た事は幸運と言わざるを得ない。

 参観日当日、いつもより遅い時間に家を出た。誰も見に来ないので緊張はなかった。いつもと同じようにしていればいいだけだ。接触さえ避ければ、きっかけを与える事はないのだ。

 自分自身でさえ気付いていない、もう一つの小さな期待があって、万里亜の足取りは軽かった。

 教室に着くと、いつもよりソワソワした級友の姿があった。男の子たちはふて腐れていて、女の子たちは嬉しそうに見える。山口さんの父親は、たぶん来ないのだろう。それ以外にも数人、「うちは来ない」という声が聴こえて来た。母親参観日と違って、終わってから懇談会がないので、来ても来なくてもわからない。出席を取るわけではないのだ。

 けれどみんな、来るとか来ないとかの話題でざわついていた。

「万里亜ちゃんのパパ、紹介してね」

 いつの間にか、恵里子が隣に座っていた。

「うち、今日来ないんだ」

「ええ? そうなの? 見たかったのに」

「透さんみたいに素敵なパパじゃないよ。眼鏡かけて七三に分けた普通のおじさんだよ」

 万里亜は笑った。

 恵里子の家には、委員の集まりで何度も遊びに行っていたが、透には夏以来一度も会っていない。

「透さん、来るんだよね?」

 語尾にこめた期待は、無意識だった。

「うん、万里亜ちゃんに会えるって楽しみにしてたよ」

 自然に頬が緩む。嬉しい気持ちが全身に広がった。

「私の事、覚えてるかな」

「当たり前じゃない。半年前に会ったばっかりよ」

「でも子供の成長は早いんだよ」

 恵里子は屈託ない笑顔を見せた。

「万里亜ちゃんが子供って言うと、なんか変」

「子供だよ」

「そうだけど」

 ガラッと前の扉が開いて、先生が入って来た。

「さあ皆さん、席について下さい。これから御父兄を御案内しますからね」

 いつもと全然違う丁寧な言葉遣いに、男子の一部から、からかうような笑いが起こった。全員が席に着くと、

「授業が終わるまで、後ろを振り返ったりしてはいけませんよ」

 先生は男子に釘をさした。

 後ろの扉が開いて、大人たちがゾロゾロと入って来る気配がした。しかし誰も後ろを振り向かなかった。

 授業はシェイクスピアの「リア王」だった。父親参観に相応しい題材だと思って、飛ばしておいたのだろうか。教科書の真ん中くらいに組み込まれていたが、三学期も終わりの今、まだ習っていない。

 まずは朗読するのに万里亜が指名された。万里亜は朗読が上手い。先生も失敗しない人選を心掛けているのだろう。

 今日は暴れ者の持田君や、皮肉屋の植村君は発言させて貰えないだろうと思いながら、万里亜は立ち上がり、ハッキリした声で教科書を読んだ。

 万里亜は四年生の時に、図書館でリア王の全文を読んでいたが、教科書にあるのは子供向きに易しく書いたものだった。

 なるべく感情をこめて読んだ。透が聴いているかもしれない。そう思うと肩の辺りから背中にかけて、知らず知らずに力が入ってしまう。

「……ではコーデリア、お前はわしをどうやって喜ばせてくれるのだ? お父様、わたくしはお父様を愛しております。ですが何のお約束も出来ません。何、……」

 万里亜が冒頭文を読み終えると、先生は教科書には載っていないリア王の続きを、簡単に説明した。そしてこの中で一番悪いのは誰だと思うかと尋ねた。

「リア王だと思う人」

 半数以上の男女が手を挙げた。おそらく先生自身もリア王が悪いと思っていたのだろう。あらすじを説明した時、それが生徒に伝わったのだ。

「二人の姉、ゴナリルとリーガンが悪いと思う人?」

 残りの女子と男子の数人が手を挙げた。

「コーデリアが悪いと思う人」

 万里亜は手を挙げた。しかし見回すと手を挙げているのは万里亜一人だった。

「今まで手を挙げなかった人」

 おずおずと数名の男子が手を挙げた。その中の一人を指して、先生は質問した。

「何故手を挙げなかったのですか?」

「誰も悪くないと思ったからです」

 男子生徒は答えた。普段おとなしい目だたない生徒だった。

「そういう意見もありますね。座りなさい。他に誰も悪くないと思った人は?」

 数人が手を挙げた。

「では全員悪いと思った人」

 やはり何名かが手を挙げた。

 先生が何を導き出そうとしているのか、万里亜にはわからなかった。普段の国語の授業ではこんな事は訊かれない。

「佐藤君、どうしてリア王が悪いと思ったのか聴かせてくれる?」

 先生はいつもと違う口調で、真面目で成績のよい佐藤君を指した。

「リア王は王様である以上は、領地を分け与えるのに私情を挟んではいけないと思います。国民のためになる方法を選択すべきだと思います」

 五年生とは思えない、淀みない答えだった。先生は満足そうに頷いた。

「では岡田さん、何故二人の姉が悪いと思ったのか聴かせて下さい」

 二人の姉が悪いと手を挙げたグループからは、恵里子が指名された。明らかに先生は、出来る生徒だけを指名していた。

「二人の姉は父親に嘘をついて、財産をだまし取ったので、一番悪いと思います」

 子供らしい答えだと、万里亜は思った。

「わかりました。座って下さい。では秋本さん、何故コーデリアが悪かったのですか?」

 コーデリアが悪いと思ったのは万里亜一人だった。ここで本心を言って良いものかどうか一瞬躊躇したが、修二が見に来ていないのを思い出し、安堵した。

「コーデリアはもう少し大人になるべきだったと思います。二人の姉が口先だけで父親を騙す人たちだと知っていたのだし、父親がどんな言葉を求めているかも知っていたはずです。言葉を与えたからと言って、本心で愛情があるのだったら、罪にはならないと思います。年老いた父親を喜ばす言葉を言ってやり、正しく領地をおさめるべきだったと思います。そうすれば悲劇は起こらなかったからです」

 父親たちから小さなつぶやきが漏れたのを、万里亜は聴いた。自分の意見はおそらく、多くの人に受け入れられないのだろうと知っている。けれどせめて、百合子が見ていない時には、自分を曲げたくなかった。

「それは、新しい意見ですね」

 それから先生は、シェイクスピアについて少し説明して、他の作品をいくつか紹介した。戯曲とは何か、ということについても長々と説明した。

 そして、リア王が激怒した理由について、意見を求めた。半数が手をあげていたが、先生はやはり出来る生徒を指名した。

「木下君」

「はい。リア王は可愛がっていた子供に裏切られたと思って、怒ったのだと思います」

「コーデリアのことね。でもコーデリアが口に出さなくても良い子だと、リア王は知らなかったのかしら?」

「わかりません」

「では、お父さん達に訊いてみましょう。どなたか御意見をお願いします」

 急に話題を振られて面を食らったのか、誰一人自ら意見を述べようとしない。生徒達は振り返ってはいけないと言われた事も忘れて、自分の父親を見る為に、椅子の背もたれに乗り出した。

「どなたか発言して下さる方、いらっしゃいませんか」

 先生も生徒達も笑っていた。これは父親達をびっくりさせるための悪戯なのだった。

「では私から指名させていただきますね。ブルーのセーターのお父さん、リア王は何故激怒したのだと思いますか?」

 万里亜は振り返らなかった。ざわめきの中で、照れ笑いのような苦笑と共に、指名された父親が口を開くまで。

「当初のリア王は人格者ではなく、ただの頑固な老人です。自分の価値観に対立したものは決して認めずに排除し、あくまでも自分に固執する。老人にはそういう特性があるように思います。リア王も、自身を客観視出来ないそういった老人の一人だったのではないでしょうか。だから、自分の望む答えを出さなかった末娘に激怒したのでは?」

 張りのある堂々とした声音は、透のものだった。万里亜は声の主が透だとわかると、即座に振り返っていた。

「ありがとうございました。こんな風に、御父兄も交えて授業が出来ると楽しいですね」

 半数以上の生徒は後ろを振り返ったり、ひそひそ話をしたり、笑いあったりしていた。授業がもう終わりである事を察して、生徒達は落ち着きを失っている。

「では最後にもう一度訊きます。今度はお父さんたちも一緒に手を挙げて下さい」

 先生は茶目っ気たっぷりに笑った。いつもイライラしていて、眉間に皺を寄せている彼女とは、別人のようだった。

「リア王が悪いと思う人」

 やはり一番多かった。父親達の殆どはここで手を挙げていた。

「二人の姉が悪いと思う人」

 さっきより人数は減った。父親の中には一人もいない。

「コーデリアが悪いと思う人」

 数名の女子が万里亜に同調して、主旨替えした。

「誰も悪くないと思う人」

 男子数名と、透を含む数名の父親が手を挙げていた。

「全員悪いと思う人」

 これにも数名の父親が手を挙げていた。

「ありがとうございました。みなさんは一つの事柄に、色々な意見を持った人がいるのだということを知って下さい。では、父親参観授業はこれで終わります。お疲れ様でした」

 わーっと席を立った子供達が、一目散に父親のところへ駆け寄るのを、数名の生徒が冷ややかに見ていた。父親が来ていない子供達だった。

 山口さんが真っ先に教室から出て行った。

 万里亜は帰り支度をしてから、透に挨拶するため、教室の後ろへ行った。

「透さん」

「お? 万里亜ちゃん、久しぶりだね。朗読、すごく上手だったよ」

 透が万里亜の頭に大きくて暖かい手をのせて言った。

「ありがとう」

 自然な笑みがこぼれる。

「だけど人前で透さんは止めてくれよ。せめて透パパにしてくれないか。まわりのお父さん達にギロリと睨まれたよ」

 かがみ込んで小声で耳打ちした。

「ごめんなさい。透パパ」

 万里亜は舌を出した。すっかり打ち解けた様子は、父娘に見えるかもしれない。透が醸し出すこの安心感は、修二にはないものだった。

「万里亜ちゃん、今日お父さん来ていないんだって? 御挨拶しようと思っていたんだが」

「用事で、母と出かけたの」

「そうか、じゃ、お昼を一緒に食べていかないか。今日はうちも聡子さんがお出かけで、この後、恵里子と二人でファミレスでも行こうと思っていたんだ。万里亜ちゃんも一緒に行こう」

「え? でも」

「予定あるの?」

 寄り道をしたことが百合子に伝わって、怒られるかもしれないと思ったが、たとえ怒られても、透と食事に行きたかった。

「いいえ、行きます」

(今が楽しければ家に帰って何が起こってもいいや。我慢したってどうせ、他の何かで怒られるのは同じなんだから)

 透の白いクラウンで近所のファミリーレストランに行き、お子様ランチを頼んだ。

「万里亜ちゃんがお子様ランチぃ〜? 似合わない〜!」

 恵里子は笑ったが、結局自分もお子様ランチを頼んだ。

「だって来年までしか食べられないんだよ。十二才までなんだから」

「そうだけど、何か違和感あるよね? 透さん?」

「うーん、そうかな? 確かに万里亜ちゃんは大人びているけど、パパから見ればお子様ランチを食べていてもおかしくない子供だよ」

「そりゃおじさんのパパから見れば、私達は子供に決まってるじゃない、ね?」

 恵里子の問いかけに曖昧に相槌を打つ。

「おじさんは酷いな。まだ辛うじて三十代なのに」

「私達の三倍以上!」

「そういう計算だけは早いな」

 透が苦笑して、恵里子が笑う。

 そんな光景を見ていると、万里亜まで幸せな気持ちになる。透が一人娘の恵里子を大事に思っているのが伝わってきて、そのおこぼれを少しだけ分けて貰えている気がする。

 小さなハンバーグにフォークを突き立てながら、オレンジジュースを口に運びながら、視線の先に幸せな父娘を捕らえる。その一部として組み込まれている自分を感じる。

 透は実に辛抱強く、子供の話を聴いてくれる。恵里子の話だけでなく、万里亜の話も聴いてくれる。万里亜が考えている事を、まるで興味を持っているかのように、きちんと聴いてくれる。そんな大人は今まで見た事がない。

 学校ではしっかりものの恵里子が、透の前では赤ん坊のように甘えていた。そうさせてくれるだけの父親が、一体どれくらいいるのだろう。

 心の奥の一番深いところが、少しだけちくりと痛んだ。

「万里亜ちゃん、この後どうするの? うちで遊んで行けば?」

 恵里子に声をかけられて我に返った。自分がどんな考えごとに集中していたのか、一瞬で忘れた。食事中だった事すら忘れていて、フォークを落としてしまった。

 透が、通りかかったウエイトレスに、新しいフォークを頼んだ。

「どうしたの?」

 恵里子はすっかり食べ終わっていて、デザートを注文しようかどうしようか、迷っているところだった。

「あ、ごめん」

 咄嗟に何と答えて良いのかわからなかった。

「この頃万里亜ちゃん、時々変なんだよ」

 万里亜にではなく、透に向かって説明した。

「何か困った事でも?」

 万里亜は黙って首を横に振った。

 困った事ならずっと昔からたくさんある。最近になって変わった事など、何一つない。現実から逃避して何も耳に入らない事は、昔からよくあった。けれどそれは楽しい時ではなくて、辛い時ばかりだった。こんなに楽しい瞬間に、何故意識を飛ばしてしまったのか、自分でもわからなかった。

「図書館に本を返しに行かなくちゃって思い出して……」

 たった今思い付いた事だったが、ずっとその事を考えていたかのように、すっと口に出た。これが、百合子に嘘つきと言われる理由だろうかと、万里亜は思った。

「じゃ一緒に行こう。パパも久しぶりに何か本を借りてみようかな」

「ええ? 恵里子に返しに行けって言うつもりでしょ」

「ばれたか」

「しょうがないな。あんまり重い本はダメだからね」

「わかった、わかった」

 恵里子はデザートを頼むのを止めた。

 ウエイトレスがフォークを持ってきたので、万里亜は残りを大急ぎで食べた。

「ゆっくりでいいんだよ」

 そう言ってくれたが、頷きながら噛まずに呑み込んだ。

 図書館に着くと、恵里子は児童書のコーナーへ、透は実用書のコーナーへ、万里亜はシェイクスピアを捜しに散らばった。

 今日先生が紹介したいくつかの本を、読んでおこうと思ったのだった。シェイクスピアを読んだのは一年前で、すでに忘れているものも多かったし、まだ読んでいないものもあった。

 万里亜は読み終わった本を返却し、新しい本を借りる為、カウンターに並んだ。

「何を借りたの?」

 突然声をかけられて振り向くと、後ろに透が立っていた。

「今日先生が紹介したシェイクスピア」

 タイトルが見えるように、表紙を透の方へ向けた。

「早速読んでみるのか。偉いなあ。前に借りていたのはどんなの?」

「これ、犯罪の心理学っていう本。難しかったけど面白かった」

 本を透が手に取って、パラパラとページをめくった。

「犯罪に興味があるの?」

「興味っていうか、犯罪に巻き込まれないようにするには、犯罪者を知っておいた方がいいかと思って」

「ふーん。女の子には珍しい考え方だね」

「そうなの?」

「いや、わからないけどなんとなく。面白かったなら僕も読んでみよう」

 透が借りようとしていた本に、犯罪の心理学を重ねた。

「透パパは何を借りようとしたの?」

「ん? これ。MBA。経済の本だよ」

「何の略?」

「Master of Business Administration」

「英語はまだ何もわからない」

「英会話に通っているんじゃないの? 恵里子がそう言ってたけど」

「うん、でも英語の歌を歌ったり単語の発音をするだけだから。動物とか果物とか」

 ちょっと恥ずかしくなって、万里亜は俯いた。もっと英語を勉強しておけばよかったと後悔した。

「次の方」

 万里亜の番がまわって来て、図書カードと共にシェイクスピアを出した。それからすぐに、借りた本を鞄にしまった。

 恵里子も岩波少年文庫を二冊持って、戻って来た。

 時計はもう三時をまわっていた。家に帰らなければならないのは、わかっていた。けれど、このまま恵里子の家に遊びに行くという誘惑は、抗い難いものだった。

 強い意志の力が必要だと、何度百合子に言われた事だろう。自分にはそれがあると思っていた。これ以上何を求めるのかと悔しい思いを何度もした。けれど本当は百合子の言うように、意志の力など欠片もなかったのだ。

(こうして楽しい事に流される私を、ママは叱るのだわ)

 そうわかっていながら、万里亜は透のクラウンに乗り込んだ。

 いつか罰が当たるのだとしても、それは遠い未来の事のように思われた。

(五時までには必ず帰るから。今日だけだから。どうか神様、お許し下さい)

 虚しい祈りを捧げた。

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